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3 / 12(土) 晴れ 気温、昼25度くらい、朝晩9度くらい 湿気、なし 体調良好 本日はナイロビで最大のスラム街であるキベラにリサーチに出かけました。 キベラでマサイビリというアートスタジオ(グループなのかな?)を運営しているブティワさんの案内。 スタジオを見て、ブティワさんの住居へ。スラムを眺めていると、ルームメイトのニコラスが帰ってきました。足に怪我をしていて病院に行き、その後酒を飲んできた、とのこと。なんか上機嫌。何度も名前を聞かれた。いつも飲んでるそうです。下の写真の帽子でヒゲのほうがブティワさん。 その後、一緒にナイロビに来ている作家の松原さんはそのままブティワさんたちとそこに残り、私は今回のプロジェクトをサポートしてくれていて、キベラに住んでいるベラさんと一緒にベラさんの家とミシンを見にでかけました。 ベラさんはそんなに遠くない、30分くらい、と言ってましたが、めちゃくちゃ遠かったです。1時間以上も線路の上や岩、ぼこぼこの道をてくてく歩く。途中ひどく喉が渇いたので茶店でチャイとチャパティをいただきます。 結局広範囲に広がるキベラの端から端まで歩き、くたくたになりましたが、面白かったです。現地の人と一緒なので安心です。ベラさんはケニア人の中でも特にタフです。 キベラの家々は木の棒の柱に土壁、屋根はトタンでできています。土はどこから持ってくるのか尋ねると、その場所の地面を指さしていました。 下水が完備されておらず、ゴミもその辺に捨てるようで、衛生状況はとても悪いです。改善されることを願います。 途中でたまたまベラさんのお母さん(名前聞き忘れ)と出会い、一緒に歩きます。 まず、ベラさんの叔母であるアンさんのミシン工房へ。小さなスペースですが、気持よく作業ができそうな工房です。注文を受け、服を作っておられます。 パラシュートを見せると喜んでくれました。パラシュートの縫製を注文したら引き受けてくれる、とのありがい返事を頂きました。 その後ベラさんの家へ。お宅訪問。ここも土壁にトタンの家。部屋はぱっと見たところ、3LKくらい。床はセメントでしょうか。電球が切れているそうでリビングは真っ暗でした。 チャイとアンダジ(揚げパン、おいしい)をごちそうになり、ベラさんのお母さんにどんな家に住みたいか尋ねると、「パーマネントな家に住むのが夢よ。」 キベラの家はよく壊れるそうで、特に数年前の大統領選挙の際、激しい衝突が起き、キベラの家々はたくさん潰されたそうです。 職がなく、賃金格差がおそろしく激しいという社会状況が改善されないとキベラはずっとこのままなのでしょう。 キベラの印象は、環境は悪いが、そこにいる人達が明るく(みんなではないですが)、人が生きること、が直接感じられ、それとともに、場所が生きている、というものでした。
by akirahigashi
| 2011-03-13 22:29
| ナイロビアートプロジェクト
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