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2011年3月、ケニアの首都ナイロビでのアーティスト・イン・レジデンス(ナイロビ・レジデンス)に参加した際、現地の市民の方たちと協働して制作した作品です。今回、西尾美也氏の運営するNAIROBI ART PROJECT のウェブサイトから発売されることになりました。 http://www.nairobi-artproject.jp/shop/nairobi_parachute.html 今回発売するものは日本帰国後に制作したレプリカです。しかし、素材はナイロビで購入したものを使用しています。工業製品なのに味のあるビニール袋、日本では絶対に手に入りそうにない、ザックリとしたレースのカーテン。そんなナイロビを感じられる素材を用いた、幾何学形態のパラシュートです。 販売価格は日本国内送料(クロネコメール便)込で、2,000円です。 ※ビニール袋をミシンで縫って制作していますので破れやすいです。あくまでも、美術作品として受け止めて下さい。 ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by akirahigashi
| 2012-10-06 22:02
| ナイロビレジデンス
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by akirahigashi
| 2011-08-04 00:55
| ナイロビレジデンス
マサイの家の建て方 ー 溝掘り ー 更新が滞っておりました。 マサイで教わった家の建て方、少しずつ紹介します。 まずは、パンガというナタを使っての溝堀り。 パンガはケニアではとてもポピュラーな道具であり、ナイロビでも普通に売っている。(ナイロビのスーパーで500シリング、500円くらい) 下の写真は、エゼキエルさんの第一夫人メリさん宅のパンガ。いつもは台所に置いてある。 ![]() 最初に作りたい家の輪郭線を地面に罫書く。ここで家のサイズが決定します。 エゼキエルさんに実演してもらいました。(ここでは輪郭線は罫書いていません。) ![]() ![]() ![]() ![]() 地面がカサカサに乾燥しているのでサクサク掘れる。 この土地は、風が吹くと砂埃がすごいです。ゴホゴホッ。。 で、穴の幅は約8〜10センチ、深さは20〜30センチくらいまで掘る。 掘るのは簡単ですが、その前の家の間取りを決める段階が重要ですね。 自由にプランが組めるというのはとても羨ましい。基本的に自由設計です。 しかし、伝統的な形態、間取りに落ち着くというのは何故なのか? 生活、環境にうまく適しているからか? 代々受け継いできた伝統を変えてしまおう、という発想には至らないのでしょうね。 しかし、最近ではトタンの四角い家なども出現してきている様子。 エゼキエルさんの家は四角くて屋根はトタン。壁は牛糞と土を半々にまぜたもの。 ![]() 次回、家の周囲を枝で囲む、の巻。 ▲
by akirahigashi
| 2011-05-03 03:37
| ナイロビレジデンス
![]() カンガとは、東アフリカで広く利用されている一枚布のこと。 ナイロビのビアシャラ・ストリートの土産物屋でシングル一枚が350シリングくらい、約350円です。 布の中にスワヒリ語のことわざが入っているのが面白いです。 上の布には、「よい旦那は、家をよく守る」というような意味のことわざが。 ![]() ナイロビでも至る所でカンガを目にします。 目にする、というか、カラフルなのでよく目立つんですよね。 ナイロビは1700mの高地のためか、すべてのものが色鮮やかに見える。 色彩にこだわって絵を描いている方は、ナイロビに行かれると面白いと思います。 同じ絵の具でも色の見え方が違うはず。 カンガの用途は様々で、赤ちゃんを巻く、服の上から羽織る、頭に巻いたり。 日本の風呂敷のさらに多用途版ですね。 ラグビーボール柄のカンガや、ケニアで大人気のオバマ大統領柄のカンガもありました。 オバマさんは、ベルトのバックルにもなっていた。 マサイ族の方達もカンガを愛用しています。 ![]() カンガの使い方など、下のURLにふんだんに情報がありましたよ。 http://www.africafe.jp/enjoykanga.html ▲
by akirahigashi
| 2011-04-25 02:16
| ナイロビレジデンス
一日目後半 「クドゥス・ヒルズのマサイの家へ 臭ワン」 (個人的な覚書でもあるので、冗長な文章になります。) 3 / 14(月) 鍛冶宿、もとい、カジヤドで時間を潰しマタツを待っていたが、エゼキエルさんが、列車のほうが早く出る、と言うので列車で向かうことに。駅があるのか?と思いながらついて行くと、確かに貨物列車が向こうに見える。しかしそこは駅ではなく、工場のようなところ。その列車は、マガディという塩が採れる場所から、海岸部のモンバサまで、工業用のソーダ灰を運ぶことが主たる目的のもので、その一番前のほうに申し訳程度に客車が一両くっついている。 ![]() 客車に乗り込むと、座席にはマサイ族がたくさん座っている。みな、ファンタを飲みながら、おしゃべりしている。すぐに出発する、と思っていたら、結局一時間以上客車の中で発車を待つことに。NO HURRY IN AFRICA ですな。ようやく出発し、ずっと変わらないブッシュの景色のなかを走っていく。途中の大きなカーブで列車の後ろを眺めると、ソーダ灰を運ぶ貨車が延々と続いている。 マガディにはマガディ湖という強アルカリ性の塩湖があり、塩田が作られ、ケニアで使用される塩がここで採取されている。マガディには工業用のソーダ灰を生産する大きな工場があり、なかなかの規模の産業のよう。その工場はインドの財閥、タタグループが所有している。しかし、もともとマガディはマサイ族の土地であり、後から乗り込んだ大企業が利益を独占しているようで、マサイの人たちからの反発もあるようだ。しかし、現金収入が必要な現地の人たちにとって、そこでの労働はなくてはならないものになっている。 マサイ族は今でも一夫多妻制を貫いていて、10人奥さんがいる、という男性もいる。それは、つまり、あぶれる男性が出てしまう、ということでもあり、そんな人たちは工場で働いたり、ナイロビの知り合いを頼りに出稼ぎに出たりと、マサイとしての伝統的な暮らしは送れないようだ。ナイロビでマサイの服装で杖を持った男性をたまに目にする。スワヒリ語が話せない人も多いそうで、どうやって暮らしているのかわからない。個人的には、彼らが体の一部のように大事にしている木の杖にとても興味があり、欲しいなあ、と思ってしまう。 今回お世話になったエゼキエルさんは、マサイ語、スワヒリ語、英語を使いこなし、大学関係などの調査のサポートの仕事を現金収入の術にされている。どうやって語学をそこまで学んだのかは聞き忘れたが、EDUCATION IS POWER ですね。 ![]() 小一時間ほど列車に揺られ、商店などがポツポツと建つ広場のようなところに停車。そこが私たちが下車する46 Mile Town。駅など何もなく、勝手に乗り降りする。乗車賃は走行中に車掌さんに支払う。いくらか忘れたが、マタツが一人200シリングのところ、列車で行くと100シリングくらいだったかな。 46 Mile Town に停車すると、外にいた大勢のマサイ族が白い歯を見せ、ニコニコ笑いながら走って乗車してくる。無邪気だなあ、など呑気なことを思っていると、次から次にマサイ族が、あふれんばかりに乗り込んでくる。下りられない。。乗車10に対し、下車1〜2。下りれない!みんな席に座りたいので全速力だったのです。しかし、ここで下りねば、ややこしいことになるので、やや強引に人を掻き分け下車。サイモンたちが下りたのとは反対のドアから出たので、Akiraが乗ったままだ!と焦らせてしまった。マサイのニコニコ全速力は怖かった。。 ![]() 46 Mile Town はカジヤド以上に西部劇っぽいところで趣がある。というか、殺伐としている。線路に沿って一列だけ商店が並んでいるのみ。チャイとアンダジ(一人15シリング、安い)で休憩し、食料を買おうか、というところで、サイモンの携帯の電池が切れる。商店の中の充電屋で充電すると、2時間かかるという。まずいなあ、と思ったのだが、サイモンは友人や弟とかなりの頻度で携帯でしゃべっているので、携帯が無い、となるとかなり機嫌を悪くするだろう。それは困るので、甘んじて待つことに。ブラっとその辺を散歩するが、見るものもなく、レストランに入り、何も頼まず昼寝して待つ。2時間。。 ![]() 駅の近くに不思議な小屋が。屋根が無い。なんだろう?と思い、エゼキエルさんに聞くと、毎週土曜日にマーケットが開かれ、牛の売買などが行われるのだが、その際、女性がその小屋で料理を作って売っているんだ。とのこと。屋台ですね。 ![]() サイモンの携帯を回収し、野菜を買って、さて、ようやく出発。 私の中のマサイ族の土地のイメージは、赤っぽいからからの土地の中に、ポツンと土の家がある、というものだったが、クドゥス・ヒルズはブッシュというのかな、緑の割と多いところだった。しかし、トゲのある草や木が多い。 さて、どれほど歩かされるのか、と覚悟していたのだが、思いのほか近く、15分くらいで到着。ワオ!本物の土の丸っこい家が並んでいる!昔図鑑の中に発見し、ずっと頭の中にあった印象と全く同じ、既視感があり、初めて見るはずなのに親しみすら感じる。 ![]() ![]() エゼキエルさんの第一夫人であるメリさんの家に泊まることになり、ついにマサイの家の中に!以前読んだ本に、マサイの家は牛糞でできているので匂いがきつい、とあったのだが、実際に入ってみると、全く臭ワン!無臭。囲炉裏の煙が匂うくらい。壁を触ってみるとカサカサに乾燥している。土壁よりも密度が低いようで、軽い印象。中は暗いのではっきりとは内部を見渡せない。牛革のベッドに荷物を置き、一休み。マサイの村でも一休みにはチャイが出てくる。甘くて本当においしい。疲れが取れる。エゼキエルさんの子供がちょこちょこ現れるが、何人もいるので最初は名前と顔が一致しなかった。一番下、一歳くらいのマティンダはすぐに覚えたが。ベッドの影で何か動いている小さな物がいる、と懐中電灯で照らすと子猫が二匹。親猫もいた。 チャイを頂いた後、外に出て夕涼み、丸太に座ってしゃべったり、エゼキエルさんが子供の宿題を見てあげたり。宿題は算数で、分数を図で表す、というものだった。電気は来ていないので懐中電灯が頼り。西尾君と咲子さんからの、エゼキエルさんの二人の奥さんへのプレゼントは、LEDの小型ライトだった。 この中庭というか、外のスペースがリビングのような役割を果たしているようだ。家の中は寝室とキッチン。家の中は入り口が返しになっているので、昼間でも暗い。 夕方には放牧に出している家畜が家に帰ってくる。子供が牛を誘導して戻ってきた。牛、山羊、羊、ロバ、薄暗がりの中、動物がどんどん帰ってくる。その他に、にわとり、犬もいる。なんだか楽しい。一頭甘えん坊のロバがいて、エゼキエルさんの近くに寄ってきて、撫でてもらえるのを待っている。 月明かりが経験したことがないくらいに明るく、周りが見渡せるほど。夜11時くらいまでは月が明るく、その後は星がとてもきれいだ、とエゼキエルさん。 8時くらいになり、家に入り夕食。さて、なにが出てくるか、と構えていたのだが、出てきたのはライスとジャガイモ、野菜を一緒に炊いたリゾットのようなものだった。普通にとてもおいしい。チキンスープのような味もした。エゼキエルさんたちが普段からリゾットを食べているのかは聞き忘れた。でも、このおいしさは、わりと作り慣れている感じがした。 ![]() ごはんを食べ終わり、囲炉裏の火が消えると家の中は真っ暗に。9時くらい。もうやることもない、寝よう、となる。サイモンと二人でベッドをシェアか、と思ったら、エゼキエルさんも一緒に寝ることになっているよう。幅1.7メートル、奥行き1.7メートルくらいの牛革の上に男が三人、川の字。ぎりぎりなんとか寝れそうだ。メリさんは、普段エゼキエルさんが寝ている家で寝るようだ。エゼキエルさんの家は、四角い壁にトタンの屋根の、よりモダンな形状。伝統的なマサイの家屋に泊まりたい、というのは私からの依頼。 さて、寝付けない。というのが、11時を過ぎたら星がきれい、という言葉がどうしても気になり、見てみたい。じーっと待って、11時過ぎ。よし、外に出てみる。しかし、まだまだ月が明るく、星がきれいという印象は持てない。ありゃりゃ、と思い中に戻り、就寝。 次回 「マサイの家の建て方」 ▲
by akirahigashi
| 2011-04-02 06:12
| ナイロビレジデンス
3 / 29(火) 晴れ時々曇り 体調、良好 テレビの取材を受けました。 作品のことを英語で説明するのはなかなか難しい。。 でも、ケニア人の英語は日本人の英語によく似ているので話しやすいです。 スワヒリ語の発音が日本語に酷似しているのです。 下側の写真は取材を見守るジュアカリ達。 左はしがジョスファット、私の作品を大変気にいってくれ、暇な時は中に入っています。 ![]() ![]() 明日ケニア出国です。 今回のレジデンスは本当に、とても楽しかったです。 しっかりした作品は作っていないですが、今後の種がたくさん拾えました。 アサンテサナ、ケニア!(ありがとう、ケニア!) ▲
by akirahigashi
| 2011-03-30 07:25
| ナイロビレジデンス
3 / 27(日) 晴れ時々曇り 体調、良好 今日は、レジデンス最初のころに知り合ったイランギさんが通っている教会でのワークショップ。 二千人子供がいる、と聞いていたのは、教会に登録?している子供全員の数でした。 今日は百人くらい来ていて、その中の小学低学年のクラス30人くらいを対象にしました。 クラス、というのは子供に聖書を読ませる、という教室です。 パラシュートは、ベラさんの叔母さんのアンさんに発注し、90個ほど用意。 結果的に、子供にパラシュートを配り、持ち帰ってもらう、というサンタクロースのような役でしたね。 でも、教室から出た子供達が一斉にパラシュートで遊びだしたので、たくさんのパラシュートが飛んでいる様子が見たい、という当初の希望は叶いました。 その後、イランギさんの自宅に招かれ、ごちそうを頂きました。 ![]() ▲
by akirahigashi
| 2011-03-30 07:03
| ナイロビレジデンス
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by akirahigashi
| 2011-03-30 06:44
| ナイロビレジデンス
3 / 24(木) 晴れ時々曇り 気温、昼22度くらい? 湿気、昼はなし、夜は雨で多少あり 体調、良好 ジュアカリでの制作四日目。 日本人が変なもの作ってる、と知れ渡りだしたようで、ジュアカリピープルが見物に来る。 頼んでもいないのに、次に付ける棒の位置を決めてくれたりするのですが、中に勘のいい若者がいて、ドンピシャの提案をしてくれる。ジュアカリは職人の集団なので、その中で作業させてもらうことは、お互いにとてもよい関係性が生まれ、そして心底楽しいです。太陽の下での作業は、本当によいものですよ。Jua Kali の意味は、Hot Sun でした。 ![]() 今回は大きな鳥の巣のような作品になります。土は使わず、木などのスティックだけで空間を区切るというものです。マサイの男性はみんな杖を持っているのですが、マサイの杖を持ち寄れば何か作れるなあ、と思ったことが原点です。土を使わずに建築的な作品を作る、枝を作品に合わせて切らずに元の長さのまま使う、針金を隠す、という以前から試してみたかったことを実践しています。この中にマサイの杖が一本でも入るといいのですが。 ![]() 今日のお昼のレストランは抜群でした! ケニアで食べたピラウ(ピラフ)の中で一番おいしい!びっくりするくらいおいしかった。 注文する前に全員に前菜のスープが出てくる。なんだか洒落てるんですよ。 味付けは合成調味料は一切使っていないそうです。 ナイロビに行かれる際はお勧め! ンゴング・ロード沿い、レースコース近くの家具のジュアカリの一角にあります。 ![]() ▲
by akirahigashi
| 2011-03-25 04:05
| ナイロビレジデンス
3 / 21(月) 晴れ時々曇り 体調、良好 レースコース近くの家具のジュアカリのスペースでの制作一日目。 土曜日までの六日間で作品を一つ作るという強行スケジュールです。 コスマスさんのお店、間口2メートル奥行5メートルくらいの工房があり、その前の幅3~4メートル奥行き8メートルくらいの空地にサンプルの家具を並べています。 その空地の一角を空けてもらって制作するのです。 下の写真は細い足場丸太を物色しているところ。私の背中のラインがきれいにカーブしていて面白い写真です。一緒にいる小人のような人がコスマスさん。 ![]() 買った丸太(4メートルで一本400シリング)をパンガという、盗賊が持っているなたのような道具でザンザン削って細くするなど、材料作りの一日でした。 ▲
by akirahigashi
| 2011-03-24 05:23
| ナイロビレジデンス
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